ちょっとだけ公開!イラストレーターの仕事場を覗いてみよう

ちょっとだけ公開!イラストレーターの仕事場を覗いてみよう

「イラストレーターの仕事場」というと、カッコよくて、スタイリッシュでオシャレ、好きなものだけに囲まれた個性的な空間etc…

雑誌に掲載されているような憧れの空間を想像してしまいがちだと思います。

残念ながら、「紹介しまーす。是非見て参考にして下さい!」とは言いがたく、全くもってCOOLではありません。

もちろん、イラストレーターの仕事場らしい仕事場をもって絵をかくことができたらどんなにすばらしいこと!かと思います。

まだまだKyopiLandがそんなふうになる日は少し先のことになりそうです。

私の作業スペース(KyopiLand)には、本当に小さな小さな目にも見えないところ・・にMy little creaturesがひそんでいます。

そうやって想像するだけでいろんな物語が生まれるのです・・ヨ!(と信じています。)

さて。本題に入りたいと思います。

 

私の場合、仕事場=自宅です。家も全く大きくはありません。

子供が生まれるまでは4畳半ほどの作業部屋を持っていましたが、あれよあれよという間に作業部屋から物置へ・・涙

というわけで、必要最低限の道具類は全てIKEAのワゴンにのせています。

 

 

元々、机の上にこのプラスチック棚はなく、デスクトップが設置されていて、後ろには色鉛筆をはじめとする画材がありました。

とさ。今では、バギーがどーん。

作業部屋ですること=スキャン&印刷。以上。

物置になっていくにつれてKyopiLand creaturesのみんなも「コレハマズイ」と一緒にIKEAワゴンにお引っ越ししました。

 

 

↑こちらが旧作業場・・・。

子供に触られたら困るスキャナやプリンターなどの置き場になってしまった。

左の壁にはポストマンたちがずらり。

本当は作業部屋に大きな机を置いて、その上にドッカーンと色鉛筆を配置して、いつでもぱぱーっと作業をスタートさせたいのですが、少なくともあと数年は我慢したいと思います。

作業スペースは専らダイニングテーブルを使用している今日この頃です。

でも、今はそれが一番てっとり早く、要はどこでも集中してイラストがかけたらいいのです。

集中してノリはじめると案外不自由な場所でもかけるものです。

 

 

リアル生活感あり。右半分でしか作業しません。左半分は食卓。

ちなみに、椅子は1脚1脚バラバラ〜統一感なし〜。

でも椅子大好きなのでまだまだ欲しい椅子がいっぱいあります。

 

IKEAワゴンのお話に戻りまして、このワゴンには「頻繁に使用するであろうグッズ」が収納されています。

一番上には色鉛筆、二段目には、メモ、テープ類、まだ使える紙類、USBメモリースティック、そして安西水丸さんの本とカルタが入っています。

安西水丸さん、人として、イラストレーターとして、作家として尊敬しています。

水丸さんの影響でカレーまで好きになりました。

 

 

ちなみに3段目には、箱に入っているイラストカットやポストカード、ライトボックス(本当はテーブルの上にあってほしいが、なんといってもダイニングテーブルなもので・・)、あとは、パソコン周辺機器的なものがはいったクリアボックスが3段目に装備されています。

 

もったいない主義をこえた貧乏性もしくはドケチなもので、ありとあらゆる紙(例えば、印刷用紙の印刷されなかった部分、郵便で届いた封筒など)を捨てられずラクガキをしているのでラクガキされた紙切れがたまりまくっています。

前まではプロジェクトごとにファイルをつくろ〜なーんて思ってましたが、めんどくさくなってしまい、、細かい紙はビンに入れて、他はファイリングして収納しています。

でも自分アーカイブって大事だなぁと思うので捨てないようにしています。

私が死んだ後、遺品整理が大変だと思いますが…

こちらは収納のファイリングとビンのサンプル。

 

あと、本当は手が届く場所に絵本たちがあって欲しいのですが、今は子供にべたべたときったないおててで触られ、破られ、なめなめされたらいやなので木箱にいれて、押し入れに入れています。

下の画像の絵本たちは少し歩かないと手にとれません(とはいえ、狭い家なので少し歩くほど歩かないのですが)。

 

 

下の画像が、私がこの家で一番好きなゾーンである、ダイニングテーブルの上に設置されているウォールシェルフ。

 

 

ここには、まぁまぁ好きな小物と、柳生弦一郎さんの今では手に入らない本(家宝)が置かれています。

イラストをかいていてちょっとノラナイなーという時、これらの本をペラペラしています。

ペラペラしているだけで幸せ。

このウォールシェルフにどっかりとKyopiLand的オブジェを置きたいのだけれど、地震大国日本ですので控えめにしています。

 

 

こちらは、家宝の弦一郎さんのチョイチョイ、ネバネバ、ロンドンニコニコの3冊。これらはもう手に入らないのですヨ!

 

そんな感じで、可動性に優れた(優れた?!)イラストレーターKyopiLandの仕事場を紹介させて頂きました。

ダイニングスペース=リビングルームにも繋がっているのですが、普通の家と比べるとこまごましたものが非常に多いです。

でも・・これらみんな少なからず私にインスピレーションを与えてくれています。

好きなものはいつもそばにいてほしい!

いつか自分のスタジオが構えられたら最高ですが、こうやって工夫しながらスタジオを模索していくのもまた楽しい!

そう感じながら日々、仕事や創作活動に取り組んでいます。

 

ご興味のある方は、このような環境の中で生まれてきた私の制作実績も是非ご覧ください。



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